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股関節治療・よくある質問と答え

人工股関節

お金はいくらかかるの?

利用する制度により、費用は変化します。通常の末期股関節症の場合、身体障害者の申請をして、自立支援医療(旧:更生医療)を受けることができ、この場合、10万~20万円程度です。特発性大腿骨頭壊死症のかたは、特定疾患治療研究事業による助成を受けられます。この場合、家計を支える方の所得税額で自己負担は変化します。個人差がありますので、受診の際に実際にお問い合わせになることをおすすめします。

手術にかかる時間は?

およそ1時間くらいです。手術室では、麻酔をかけたり、さましたりの時間もありますので、全て含めると2~3時間くらいが目安となります。

入院期間はどれくらい?

特に大きな問題がなければ、手術をして2日目くらいには歩行を開始し、2-4週間かけて自宅で生活できるように訓練します。手術に対する理解度と歩行能力により個人差が出ますが、できる限り不安のない状態で退院していただけるように、相談しながら決めていきます。

スポーツはできるようになりますか?

走る・跳ぶなどの動作があるスポーツや転倒の危険性のあるスポーツはおすすめできませんが、軽いスポーツであれば可能です。水泳・歩くスキー・ゴルフ・ミニバレー・卓球などが代表的です。テニスや山スキーをされている方もいます。

肉体労働ですが、仕事はできますか?

しゃがみ動作や、屈み動作に気をつければ可能です。重いものを持ったり、高いところに上るといった動作は股関節に負担をかけるので、そのような動作はあまりしないほうがいいでしょう。

手術にはどのようなリスクがありますか?

命に関わるようなことはまずありませんが、深部静脈血栓症という合併症には気をつけなければなりません。 その他、坐骨神経障害、出血、感染、骨折なども起きる可能性があります。

骨きり手術

術後に気をつけることはありますか?

特に注意することはありませんが、骨癒合を妨げる喫煙は好ましくありません。

スポーツはできるようになりますか?

骨癒合が完成した後は、どんなスポーツでも可能ですが、過度な負荷をかけると、関節の傷みが進行する場合がありますので、どの程度なら大丈夫か、相談した方がよいと思います。

手術をした後、どれくらいで元の生活に戻れますか?

手術をすると、少なからず股関節周囲の筋力が、落ちてしまいます。そのため、術後は、筋力を回復するリハビリをしますが、筋力がしっかり回復するためには、半年~1年程度はかかるとみておいた方がいいでしょう。 杖はある程度長く使った方が、歩行のバランスがよくなります。

股関節の痛みに対する治療法

こちらのページの"骨切り手術とは?"の挿絵をご覧ください。

その他

手術しないで治したいと思っています。どんなことに注意すればいいでしょうか?

重いものを持ったり、体重が増えると、股関節にかかる負荷が増え、痛みが強くなりがちですので、気をつけましょう。また、股関節の柔軟性が無くなると、腰や膝に痛みが出てくることもありますので、できるだけ柔らかく保つストレッチをするのも重要です。

サプリメント(コンドロイチン・ヒアルロン酸など)は有効ですか?

内服による効果は、はっきりと解明されてない部分もあり、個人差が大きいようです。効果がないようであれば別な治療を検討した方がいいかもしれません。

金属アレルギーがあるのですが、手術できますか?

インプラントに使われている金属は、一般に合金であり、ニッケル・クロム・バナジウム・コバルト・アルミニウム・チタン・鉄などが含まれています。これらの金属へのアレルギーが疑われる場合、パッチテストという直接皮膚に金属を貼り付けて反応を見る検査をして、問題なければ手術は可能です。

手術に適切な時期はありますか?

手術の性質からして、骨切り術は関節がひどくなる前の方が成績は良好です。 人工股関節の適応といわれた方は、「痛みがどれだけ我慢できるか」と「今後どうなりたいか」で手術の時期は決定します。我慢ができて特に不便はないという場合は、急がなくてもかまいませんし、痛くて困っている・痛みのために生活で我慢していることがある(例えば旅行など)場合は、早めにした方が後々は楽です。 手遅れになって手術ができないということはありません。

病気がいろいろとありますが、手術できますか?

基本的に、心臓や呼吸器に極度の機能低下があり麻酔がかけられない・・というようなことがない限り、どなたでも可能です。人工股関節の場合は、感染のリスクを下げるために、虫歯や巻き爪等の化膿創は治療してからの方が望ましいです。

高齢ですが、手術できますか?

手術を受けるだけの体力・機能があるかどうかによります。年齢制限は特にありません。

診察では、どんな検査をしますか?

問診と触診で、股関節痛かどうかはある程度はっきりします。股関節の形態をみるためにレントゲン検査は必須です。病状によっては、追加で血液検査・CT検査・MRI検査・骨シンチグラフィ等を行います。

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